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ニール氏のナショナル・プレス・クラブにおける講演要旨及びレポート
講演会「アメリカにおけるスピリチュアリティについて」
報告: ゲリー・ハリントン
ワールドワイドチーム コミュニケーションコーディネーター
7月20日、ニール氏は、ワシントンDCのナショナル・プレス・クラブという、
世界でも最大であり最もよく知られるプレス・クラブにて講演しました。
ジャーナリスト及び、宗教の媒体関係者(特定の宗教組織に関連したニュースレターや機関紙など)39人を前に、ニールは、
「人間の、神についての考え方が、生命/人生や人々についての考え方を産み出すのだ」として、「神学が社会学を創る」と、語りました。
ニールはまた、今日の世界は、地球規模での文化戦争に突入する寸前であり、すでに開戦の一斉射撃をやりあっている状態だ。
真の大きな衝突、想像を絶する『未来世界』の戦いは、これから来る、と見ていることを話しました。
しかしながら、その衝突は回避できないというものではない、とニールは言います。いま人類が進んでいる方向を見ると、そうは見えないかもしれないが、そんなことはない、と。
それを止めることができ、止めるであろう、とてもパワフルなものが存在する、と。それは、神に関しての今までとはまったく違う考え方であり、生命/人生、人々についてまったく違う考え方のことです、と。
そういう考え方が受け入れられ、適用されれば、生き方も存在の仕方も、これまでとはまったく違うものになっていきます。
価値観が変わります。優先事項が変わってきます。 権力機構や権力者達も変化します。
ニールは言いました。変化を促すのは危険なことだと感じるのは、権力を手にしている人々(彼らにとっては、変化は究極の脅威です。)
だけでなく、普通の人々もです、と。(彼らが変化を恐れるのは、未知のものに繋がるからです。)しかしながら、
変化しないということの方が大きな脅威となっている時があるのです。そして今が、まさにそういう時なのです。
今日の世界において最大の危険は、神や生命についての劇的に新しい考え方ではなく、今までと変わらない古い考え方の方にあるのだ、
とニールは言います。もしも、そのような古い考えが変わらないままであるなら、人間という種としての生命は、実際のところ、
半世紀も生きながらえることはできないだろう。もしかしたら、4分の1すらもたないかもしれない、と。
いわゆる「神の意志」や、「神が求めているもの」に関する人々の異なる解釈が、今日だけでなく人類の歴史を通じて、暴力や分裂の多くを招いてきたのだ、
ということについて、ニールは熱く語りました
彼は、その場にいた出席者達に、「神が求めるもの」についての自分達の考えを真剣に見直して欲しい、と強く奨めました。
そして、そこから更に拡大して、色々な宗教について、一つ一つの教えについて、理にかなうもの、かなわないものをチェックすること、また、新しい気づきや考え方を見つけ、新しい真実を見出し、それを選ぶためには、もう自分達に合わなくなったものを、やさしく手放して欲しい、と促しました。
また、New Spirituality(「新たなる霊性」)運動が、すでに伝統的宗教や公共問題にもたらしている影響、
今後更に一層もたらすであろう効果について話しました。これから人々は、二種類のものから選択しなくてはいけない状況に何度も直面するだろう。
それは、古代神話や、古くからの文化的逸話や、時代遅れの宗教学を選ぶか、それとも新しい真実、より偉大な智恵、
より大きな神についてのビジョンや一つに統合された世界を選ぶか、という選択です。そして、「明日の神」についての素晴らしい可能性と、
この新しい「神」が創る世界、すなわち、生命/人生そのものの栄光を、人生/生命に反映させることで、
ようやく訪れるすべての人間にとっての新しい生き方の可能性について、どうか探求して欲しい、と全員にすすめました。
出席者全員に、「明日の神」一冊が進呈されました。
ニールは2人の講演者のうちの二番目でした。最初に講演したのは、Robert C. Fuller(ロバート・フラー)氏という、
イリノ州のブレイドル大学の宗教学の教授です。フラー氏は、「スピリチュアル(霊的)であって宗教的でない:無教会化したアメリカを理解する」
と題した講演をしました。これは彼の著書のタイトルでもあり、大変興味深い本のようです。(この本も参加者全員に進呈され、ニールも、
「読むのが待ちきれない」と言っていました。)
講演の中で、フラー氏は、アメリカ全土にいる「スピリチュアルであって宗教的ではない」人々、
今日だけでなく歴史を通して見られるそのような人々について話しました。
彼によると、今、アメリカで増加している「スピリチュアルだが宗教的ではない」傾向は新しいものではないということです。
アメリカは開拓時代から今日に至るまで、様々な信仰や慣習から人々が個人的に選んだスピリチュアルな習慣を生活に取り入れてきた例を示しました。
(歴史を通じて、スピリチュアルな探求者達は、個人の人権や義務まで、自分自身の信念を表すものを探し出すことにこだわってきました。
彼らは、宗教的信念は経験に照らしてみなくてはならないとしてきました。
信仰のために宗教の教えを強制的に受け入れることはしたがらない人々だったのです、と彼は説明しました。)
アメリカにおける歴史やスピリチュアリティ(霊性)について、フラーは、
占いや占星術(アメリカ開拓初期においては、明白に強い影響を持っていたようです。)、魔術や天使学、スウェデンボルグやエマーソニアンの超越思想、
催眠術、エリザベス・クレア預言の「I AM」運動や、New Thought(「新たなる思想」)、ニューエイジなど、さまざまな例を取り上げて話しました。
フラー氏は、この、スピリチュアルだが宗教的ではない傾向は、生活のペースが速くなるにつれて、
また人々がますます「多様性」のある社会に生きるようになり、異なる民族、宗教、政治的背景を持つ人々同士の交流が増えるにつれて強まっていくだろう、
と語りました。
実際、スピリチュアルだが宗教的ではな人々と、伝統的信仰心と習慣で生きている人々との割合は、もうすぐ60対40に到達するだろう、ということです。
問題は、スピリチュアルだが宗教的ではない人々は、ほとんどすべての人が、グループ行動をしておらず、組織に属していないため、
どの人があてはまるということがむずかしいだけでなく、教会や一つの大きな組織に匹敵するほどの影響力を持つほど結束することは一層むずかしい、
ということです。
ニール氏は、ここで、ヒューマニティ・チームは、そのような人々、
つまり特定の宗教や寺院やモスクに所属していない人でありながらスピリチュアルな探求者である人々のための組織なのだ、と指摘しました。
全体を通して、素晴らしいイベントでした。2人の講演者は本当に素晴らしかったと思います。
ジャーナリストを始めとする出席者は楽しんでいたと思いますし、最も大切なことに、このイベントから学ぶことができたと思います。
(私は、出席していたジャーナリスト達に対してフォローアップし質問があれば聞いてくれるようにメールするつもりです。)
ちなみに、この「アメリカにおけるスピリチュアリティについて」というイベントは、アメリカンコミュニケーション・ファウンデーションという、
「社会で起きていることを理解、分析するために必要な背景となる知識をジャーナリスト達に提供する」NPO組織によって提供されました。
長くなりましたが、追記を二つ:
講演の後、ニールは、国会へ行き、ニューヨーク州の民主党議員、モーリス・ヒンチー氏と会いました。
ヒンチー氏は、政界においてもNew Spirituality(「新たなる霊性」)を推進する動きを始めるのを手伝うことに大変に興味を示していました。
最後に、ワシントンのCBS系列のテレビ局、WUSA-TVのイブニングニュースで、ニールは5分ほどインタビューを受け、彼の著書「明日の神」や、
人々が宗教の違いによって創る分裂が、世界平和にとって、一つの大きな障害を作っていることについて語りました。
愛を込めて
ゲリー
※このレポートは7月25日付で、各国カントリーコーディネーターのオンライン上のフォーラムにて発表されました。
翻訳:HT Japan
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